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Luciano Sandrone – Angelo Gaja – Domenico Clerico – Enrico Scavino
イタリアに行きだして、残念なことが一つあった。それは当時、ピエモンテを除く他の地方の多くの生産者が、ボルドー・タイプのワインを目指していることだった。
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Giampaolo Motta – Fattoria La Massa
それを反映してか、リーデルのソムリエ・シリーズの中でもボルドーの大グラスに人気が集中していた。ブルゴーニュから巣立った私たちにとっては、やはりショックな現実だった。
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Elisabetta Foradori – Foradori
それでもイタリアでは、見るもの聞くもの、全てが目新しい。毎回毎回、何か新しい発見があり、楽しい撮影旅行を繰り返していた。イタリアに来るようになってから作風に変化が現れたのも、単なる偶然ではないだろう。その場の雰囲気がそうさせたのかもしれない。
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Antonio Caggiano – Cantine Antonio Caggiano
とにかく当時は、イタリア人がフランスに追いつけ、追い越せと頑張っているのを見るのが、楽しかった。何かと刺激が多いし、それに、生産者達が立派なグラスを使っていることに敬服した。なにせブルゴーニュでは、少なくとも当時、皆、みみっちくINAOの安グラスだったから。その点、イタリアは皆粋で、格好よかった。
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Federico Carletti – Azienda Agricola Poliziano
ジェナーロの人選の見事さも、私たちのイタリア行きに拍車をかけていた。勿論、彼の個人的な好みでの選択で、今の私たちの好みとはまるで違うが、当時の時の人を確実に押さえていた。
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Romano dal Forno – Azienda Agricola Dal Forno Romano
皆、強烈な個性の持ち主で、第一線を歩んでいた。その人たちを全員撮るために、北から南まで、東の端に至るまで、何百キロ、何千キロ走ったか分からない。
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Maurizio Zanella – Ca’ del Bosco
うちの車はフランス・ナンバーだし、当時はまだ区間計測方式のねずみ取りトゥトールもなく、走り易かった。イタリアの道はどことなく日本の道路に似ているし、その道に慣れ、知らない土地を走るのが楽しかった。
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Gianfranco Gallo – Vie di Romans
とにかく走り回り、シチリアのアルジオラス以外、ジェナーロ・セレクションを全員撮影した。その中で、ロベルト ヴォエルツィオに次いで、印象に残る人がいた。が、それは次回のお楽しみ!
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Giorgio Rivetti – La Spinetta